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2010.07.27

今週の「きらきら健康相談室」~尾崎里美 ちっちゃいおっちゃん~

ちっちゃいおっちゃん―笑って学べる心のおべんきょう/尾崎 里美
¥1,575
Amazon.co.jp

 

最近読んでいる本に「ちっちゃいおっちゃん」という本があります。

私たちの意識には顕在意識と潜在意識(意識と無意識)があります。

私たちが毎日考えていることはすべて顕在意識の領域です。

ところがこれは全体の5%くらいにしか過ぎません。

残りの95%は潜在意識。

つまり自分の考えていることとは違うところにあるというのです。

実はこれは心理学では常識です。

この本では潜在意識のことを「ちっちゃいおっちゃん」と呼んでいます。

ちっちゃいおっちゃんは私たちの願いをみんな叶えてくれます。

たとえば「きっとこの疲れは何か重い病気に違いない。」

や「がんに違いない。」 と思ったら

「重い病気になりたいんだ。」

「がんになったらいんだよね。」って

いうような具合です。

 

潜在意識に忠実なちっちゃいおっちゃん

ちっちゃいおっちゃんには良い、悪いの判断はありません。

忠実に無意識下の思考を実現してくれる

潜在意識に忠実なおっちゃんなのです。

あなたが思い描いたことが本当になる・・・。

あなたが願ったこと・祈ったことが実現するというのです。

逆にあなたが抱いた恐れが当たってしまうことも・・・。

「こんなことができたらいいなあ」と

「こんなことがあったら困る」が

どちらも叶ってしまうのです。

 

 

 

あるお客様のお話

 

3月にカウンセリングをさせていただいた方は65歳の女性。

かなり体重が重く、体調も悪そうでした。

その方はそれからは毎月お越しになって

今、8キロの減量に成功されました。

その大きな理由は

「きっとがんばれば私はやせられる」

しっかり思っておられる というところです。

毎月何キロと確実に目標を決められていて

「この食事と運動で2週間で1キロです。」

とはっきりとイメージして言い切られます。

今は10月の同窓会に向けて

当初より10キロ減を宣言されています。

「常にこんな風に楽しく

思い通りに減量できるのは生まれて初めて」・・・と

喜んで日々のダイエットのことをお話くださいます。

なぜ、そんなに信じられるのかとお聞きすると

「だって、あなたならきっとできます!」

ってあなたが言ってくれたからよと。

すみません

私はその記憶はうっすらとしか残っていないのです。

でもその言葉を信じただけで

こんなに現実にダイエットできちゃったんです。

これってその方が心の底から

「やせられる」と思ったから

ちっちゃいおっちゃんのスイッチが発動

したとしか思えないんですよねえ。。。

皆さんも

ちっちゃいおっちゃんのスイッチ押してみませんか?

どんなスイッチ押しますか?

 

 

病気も同じ

きっと元気になるイメージができれば

それが一番のクスリになると思います

2010.06.21

今週の「きらきら健康相談室」~僕、さぼれないんです~

先日、とても姿勢のよい

70代半ばの男性がお見えになりました。

お仕事をリタイアされてから

血圧が高く、お薬を服用されているとのこと。

その後、毎週ハイキングに行ったりして

運動もストレッチもまじめにやっておられるご様子。

最近飲まなくてもそこそこの血圧なので

本当は飲みたくないのだと・・・。

きちんと背筋を伸ばして

理路整然としてお話になる姿には

現役の面影さえ見えるようでした。

お話していくうちにその几帳面さから

「ちょっとデータを取って

先生にお見せしてお薬の種類をご相談したら?」

とご提案すると

それはうれしそうでした。

何だか自分のお仕事を見つけた・・・といった

雰囲気です。

その時、ふと感じたのです。

この方は常に自分に何かを課しているときが安心なのでは・・・。

ちょっと質問してみました。

「お見かけしたところとてもきっちりされていますが

いつも緊張感を持ってお暮らしなのではありませんか?

何となくだらだらできないとか・・・。」

と、急に顔色が変わりました。

「そうなんです。

何でもさぼれないんです。

もっとゆったりしたらいいと思うのですが・・・。

家内はとても楽天家でこっちはいつもハラハラ。

でも、そんな彼女がうらやましいと思います。」と

さてさて、

私は得意のマップをしてみました。

「さぼる」からイメージすることは?

たくさんの言葉が出てきました。

「なまけもの」「罪悪感」「無能」「値打ちが下がる」

「人として許せない」・・・

マップを取っているとこうおっしゃいました。

「私はサボっている自分を許すことができません。

罪悪感でいっぱいになり、

生きている意味がなくなる気がします。」と

そう。今まではお仕事をされていて

自分が人の役に立っているという自負が

おありだったんだと思います。

ところが仕事をやめて

何のために生きているのかわからなくなったのです。

さらに聴いていきました。

「どうやったら自分のことを認められますか?」

すると

「誰かの役に立ったら・・・」「生きがいがあったら・・・」

とおっしゃいました。

「そのできないと思い込んでいる自分を認めるために

いつも緊張しておられるのですね。

緊張すると血管はきゅっとしまります。」

「ああ。。。

何だか高血圧になった原因がわかったような気がします。

ああ。。。

話を聴いてもらって良かったあ。。。」

そう言いながら

とても深々と頭を下げられ帰っていかれました。

誰だって認めてもらいたい。

何かの役に立っていたい。

その気持ちは私にもよくわかります。

でもきっと存在を認めるということに

 本当は何も条件はいらないんですよね

2010.06.14

今週の「きらきら健康相談室」~本当は愛している~

とってもお仕事ばりばりの

専門学校の先生。

 

とってもハツラツとしているのに

実は高血圧のお薬

甲状腺機能低下症のお薬を飲んでいる。

 

私よりずっとお若い。

そしてとても美人。

 

なんで~!?

と思って聞いていたけど

すぐに理由がわかった。

 

どうやらその方の几帳面で真面目な性格とは

裏腹な性格のぼっちゃんのことが

気になるらしい。

 

中学からエスカレーター式の学校に入ったのに

どうやらぎりぎりで今年の春

大学に入学されたらしい。

 

人に負けても何も気にしない。

ぐ~たら、ぐ~たら・・・。

とっても腹が立つそうだ。




ご主人はというと

とても仕事に生きがいを持っておられて

頑張りすぎて大病をされたそう。




なので

一切逆らうことなく

文句を言われそうになったら

回避するような行動でカバーしてきたので

ご主人はいつも上機嫌だそうだ。





息子さんのこと

いつも腹立てていたら血圧も上がるよね。

 

ご主人のこと

そんなに自分の気持ちを言えなかったら

のどのチャクラも詰まるよね。

 

 

 

息子さんはお母さんに叱られても

いつも何とかなるって言うそうで

それがまたむかつくらしい。

 

 

 

私は聞いてみた。

「それで息子さん

 何とかなってきたんですか?」

 

 

 

「そうなの。

 腹が立つことに何とかなってきたのよ~。」

 

 

 

 

どうやらお父さんに言えない分も

この息子さんに矛先が向いていたようだ。







私はこう言った。

 

「今の話では息子さんはとってもいい子ですね。

 いざとなったらつじつま合わせて

 ちゃんと大学入学したんですよね。。。

 

 そしてお母さんにそれだけ言われても

 言い返したり文句言ったりしたことないんですよね。」

 

 

 

 




何も問題ない。

と私には思える。






むしろお母さんのお怒りを

ちゃんと受け止めて胸にしまっている。

いや、受け流している。。。

えらく大人だね







さらに質問してみた。

「お母さんに聞きます。

 じゃあ、息子さんのこと

 条件によって愛したり、愛せなかったりしますか?」

 

 

 

 

 

 

お母さんは即答した。

「そんなばかな

 愛しているから怒っているんです」

 

 

 

 

 

 

「そうですよねえ。。。

じゃあ愛していると言ってあげれば?」

 

 

 

 

 

 

「えっ!?

 

 そんな照れくさいこと・・・。」

 

 

 

 

 

でも、しばらくおいてこう続けられた。







「確かにあの子は私に逆らったり

 無茶を言ったりしたことはありません。

 

 そういう風に言われたらいい子かもしれません。。。

 

 じゃあ、出かけるときに

 背中越しに聞こえないように言ってみます。」

 

 

 

 

 

 

そうですよね。

きっとそう言ってあげたら

お母さんの体も元気になるような気がします

 

でもいつか声に出して

聞こえるように言ってあげてね。

2010.06.07

今週の「きらきら健康相談室」~私がきらきらの巻~

昨日の「NR実践報告」

 

反響が大きく

 

機器測定を使用した健康相談のやり方

 

天然素材のサプリメントへのご興味など

 

お問い合わせいただいています。

 

また、

昨日の講演に対してこんなご感想も頂戴しています。

 

分かりやすいご講演、ありがとうございます。
いろんなところで頑張っておられるのですね。
キラキラ輝いてまぶしく思われました。




本日のお話を聞いていて

ドラッグストアにいた頃先生が思われていた事を

自分も同様に考え悩んでいた事を思い出しました。

 

現在は調剤の忙しさを理由に

サプリメントなど予防の面にあえて向き合うことを

避けて逃げていました。

 

しかしながら先生のように何か行動をしてみよう

と目が覚まされた思いです。

 

何かご一緒できる機会があれば

また先生の活動の実践経験をお聞きしたいと

思いました。ありがとうございました。

 

 

皆さんから見て

きらきらとして見えたことに

自分で改めて

今の仕事が大好きでしてるんだなあと

再認識しました。

このきらきらが伝染するように

これからもご利用者さまに接していきたいと思います。

感謝。

2010.05.31

今週の「きらきら健康相談室」~それって噛んでないから?~

もう1年くらい相談会にお越しのお客様。

 

半年くらい前に

遠距離の介護のあと、

お父様を亡くされた。

 

その当時は通うのも大変そうで

かなり体力も落ちていたようだ。

 

亡くなられてからも

しばらくは

いわゆる燃え尽き症候群で

何もする気がしない・・・と

お辛そうだった。

 

先日久しぶりにお越しになり、

お話をお聞きすると

どうにも食欲がなく

痩せていく・・・と。

 

食べるとお腹が痛いのよって。

 

振り返り今までのことを

ずっとお話になっていた。

 

お父様の介護では

実のお姉さまの方がずっと

要領よく通われていたようで

私の労力は本当は必要だったのかな・・・って。

 

とてもしんどい時でも

何もしてくれなかったご主人は

私の体なんてどうなってもいいと思っている・・・って。

 

他にもどうやら理不尽なことが

たくさんあったようだ。

 

私はあっ!と思った。

そしてこう質問した。

 

「ご飯食べる時よく噛んでますか?」

 

すると

のろのろ食べていると

だんな様に叱られるから

ほとんど飲み込んで食べていると・・・。

 

そう。

噛まずに飲み込んで・・・。

 

ここ1年の自分の行動や感情も

噛まずに飲み込んでこられたんじゃないかな・・・。

 

納得しないまま

ずっと自分の腑に落ちないまま

飲み込んできたのでは?

 

そうお話しすると

「えっ!」

と声をあげられた。

 

「そうね。

 ずっと自分の感情を咀嚼しないまま

 押し込めて鵜呑みにしてきたような気がするわ。」

 

私は一口目だけでもいいから

30回噛んでみてくださいとお願いした。

 

食べ物はそのものだけでは

私たちがいつも感じている味にはならない。

 

唾液が出て

食べたものと合わさって初めて

その食べ物の味がする。

 

噛まずに飲んだら

味わうことすらできないのだ。

 

オマケに唾液で咀嚼している間に

それが何の栄養素なのか

肝臓はそれを計算しながら

吸収・解毒の準備をするという。

 

だからかつおぶしだと思って待っていたら

化学調味料だったりすると

肝臓はものすごく違和感を感じるという。

 

肝臓のことだもの。

 

きっとすごーく怒るんだろうなあ。

 

噛まずに飲み込むって

カラダにとって

本当に理不尽な作業なんだと思う。

 

みなさんも一口目だけでもいいので

30回噛んでみてくださいね。

 

きっと味わうということの

意味を感じることができると思うのです。


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