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2009.10.12
内臓脂肪の蓄積でお悩みの方には
「歩いたらいいですよ~」
と即答しています。
いやいや
本当に内臓脂肪は燃えやすい
落ちやすい脂肪ですので
歩くのが1番いいのです。
やっかいなのは
体重そのものを落とさなければ
ならない人・・・。
膝に負担があるので体重を落としなさい。。。
と言われるけれど
膝痛いから歩けません
そうですよね。
食事は1日3回、1週間で21回ダイエットチャンスがあります。
なのでもちろん運動は大事ですが
食事で先に少し落として
体にも気持ちにも
弾みをつけることをおすすめしています。
体重1Kg落とすには
7000Kcal消費する必要があります。
1日に食べていい量が1600kcalくらいの女性だと
4~5日、飲まず食わずということに・・・。
そんなことをしても筋肉が落ちるだけ。
なので1ヶ月で1kg落とす事を考えます。
7000÷30≒230Kcal
そうです。
1日230Kcal食べるものを減らすか
運動すると1ヶ月後には1kg体重が落ちるということです。
じゃあ。
230Kcalってどれくらい?
ごはんお茶碗軽く1膳。
マヨネーズ大さじ2杯半。
普通のラーメンは500Kcalくらいかな?
食パンはバターをつけて170Kcalくらい。
デニッシュパンやメロンパンなら
それだけで400~500Kcalもあります。
運動なら8000歩くらい歩かないと消費しません。
イメージ湧いてきましたか?
今より少し何をするかを考えるといいですね。
一つ外食の時にカロリーで
おもしろい話があったのでご紹介。
白木屋やつぼ八調べらしいですが
居酒屋さんのメニューのカロリーは
価格と比例しているらしいです。
350円のメニューなら350Kcal前後。
780円のメニューなら800kcal前後。
これって分かりやすいですよね(‐^▽^‐)。
お酒は除いて
食べたメニューの金額が
あなたの食べたカロリーと思うといいそうですよ。
是非一度
お試しくださいませ。
2009.10.05
私がドラッグストアに勤めていたころの
研修生の話です。
タッキー先生の特訓は風邪薬から始まりました。
当時お店は入り口とレジ裏に風邪薬が並んでいました。
なので、風邪のお客様の接客をするチャンスが
いっぱいあります。
また、季節の変わり目で風邪薬のシーズンに
入っていきますので風邪の接客が激増するのです。
彼には資料を渡してありますが、
読んだだけでわかるはずもなく、
毎日「ロープレ」を繰り返していました。
「あのう・・喉が痛いんですが」
「?????」
「咳と鼻水が出るんですが・・・」
「?????」
「鼻水が止まらないんです。あっ!それと喉も痛い。」
「?????」
何を聞いても「?????」でした。
でも特訓を重ねると全く違います。
「あのう・・喉が痛いんですが」
「喉だけでしたら
イブのような鎮痛剤でも大丈夫ですよ。」
「咳と鼻水が出るんですが・・・」
「お咳も鼻の症状もあるようでしたら
こちらの体を温める生薬入りの総合感冒薬がおすすめです。」
「鼻水が止まらないんです。あっ!それと喉も痛い。」
「お鼻の症状がひどい時は鼻炎薬がいいですよ。
鼻炎のお薬にはどれも喉の痛みを止めるお薬も入っています。」
ね!すごい進歩でしょう
毎日、商品出しをしている時も
すれ違う度に、いろいろな症状を持ち出して
質問攻めにしました。
いやがるかなあと思って時々休んでから質問すると
「待ってました えぇっと・・・・」
と考え始め、とても楽しそうです。
後はたくさん接客をして実績をつけ
自信を持っておすすめすることです。
これは経験なのであせっても仕方ありません。
毎日、努力を積み重ねていくことです。
ところがうまく説明できていたのに、
お客様に
「兄ちゃん、ホントに効くやろうな?」
と聞かれ、
「ハイ。多分・・・・」
と言って怒られていました。
その時何も知らずに通りかかった私に
「先生。この薬効くんか?」
と聞かれ、私がすかさず
「はい。とってもよく効きますよ」
と答えると、そのお客様は
「兄ちゃん。わかったか?
客は店の人に効くって
言われたら 安心するんや。」
と言われていたことを思い出しました。
これをフラセボ効果と言います。
効くものでも自信なさげに言われると
不安になりますよね。
まずは自分が風邪をひかないって思うことが大切。
インフルエンザも同じ。
「みなさんはインフルエンザにはかかりません!」
おまじないをかけておきますね。
2009.09.28
横浜の京急百貨店は本来介護ショップ。
最近は若い方のカウンセリングもさせていただくが
基本は高齢者の方が多い。
今日のカウンセリングは筋力UPのお話。
高齢者に多いお話だが
若い方のダイエット時にも言えることなので
みなさんもお気をつけください。
横浜の皆さんは太極拳が流行りなのか
「何か運動してますか?」と聞くと
「太極拳」
「フラダンス」「社交ダンス」
「体操教室」
「水泳」
とたくさん出てきます。
日本中で今一番運動しているのは
60代の女性かもしれません。
だって時間もあるし、健康への意識も高い。
でもその割りに筋肉量が少ない。
「どうしても年なので筋肉がつきません。」
とおっしゃる。。。
この年代の方は食事のバランスも実に素晴らしい。
3大栄養素をちゃんと摂って
お野菜も召し上がっている。
ではなぜ筋肉が付かないのか・・・。
それはタンパク質の量が足りない方が
圧倒的に多いのです。
体の代謝は衰えて
必要とする糖質・脂質は自ずと減ります。
食欲もそれなりに減るので食べすぎもありません。
ところがタンパク質はどうでしょう・・・。
私たちの皮膚・血管・臓器・髪・つめ・骨・・・
全てタンパク質が元になって造られています。
そうです
20代でも70代でも必要なタンパク質量は
他の栄養素とは違って
唯一あまり変わらないのです。
聞いてみると
年配になると「肉は食べてはいけないので・・・」と
ほとんどの方がおっしゃる。
魚も切り身の半分、肉も一口で食べた気分に
なっておられたりする。
いやいや100歳長寿の方にインタビューすると
結構お肉が好きな方が多い。
とりのささみなどが
コレステロールが少なく、タンパク質量が多い。
筋肉はタンパク質でできている。
つまりきちんとタンパク質を摂らないと
運動しても筋肉疲労が起こるだけで
筋肉は造れない。
材料はちゃんと摂らないとね。
女性は高齢になるとコレステロール値が高い方が多く、
お肉はあまり・・・と言われている方が多い。
そんな中でお魚があまり得意でない方は何で摂る!?
お豆腐などの植物性のタンパクだけではやっぱり不足。
コレステロール値からみると
食べないほうがいいといわれるお肉も
筋肉を造るという立場からいうと摂って欲しい食品となる。
過ぎたるは及ばざるが如し。
何でも偏った摂りかたすると体にはよくない。
若い女性はダイエットで食事制限すると
必ずそのせいで筋肉量が減る。
体重の減少は水分と筋肉だけで
脂肪はそのままという最悪のパターンに陥る。
摂取カロリーの2割は必ずタンパク質を摂りましょう。
摂取カロリーが1500Kcalなら300Kcalぐらい。
あじのひらきで90Kcalぐらい。
お豆腐は1丁280kcalくらい。
とりのささみは1切れ110Kcalくらいです。
あなたのタンパク質量は足りていますか!?
2009.09.21
ドラッグストア時代、よくご来店くださったSさん。
お年だけをいうと60歳を過ぎていらっしゃるけれど
決してそうは見えません。
若くていつも素敵な身支度で
私のあこがれる女性です。
ご主人のためにいつもお食事をはじめ、
健康管理をしっかりなさっています。
その日、いつものようにサプリメントを
購入して帰られましたが、
こんなことをおっしゃっていました。
「牛乳は飲んじゃいけないの?」
「タッキー先生は無農薬のお野菜しか食べない?」
「油はやっぱりオリーブオイルよね。」
「マーガリンは体に毒?」
「まじめに考えるとあれもだめ。これもだめ。
えらい先生の本をたくさん読むと
いろいろ説があって
どうすればいいのかわからなくなるわ。」とため息。
ホントにね。
何をどこまでやったらいいのでしょう。
確かにできれば、無農薬の野菜を食べたいし、
私自身牛乳は完全栄養食品ではないと思っています。
でもいろいろ考え出すと、食べるものなくなっちゃいますよね。
人間の体は口から入ってくるものと、
便や尿で出て行くものとの収支がすべて。
なるべくいいものを食べたいけれど、
無理な時はきちんと有害なものを
排泄できる体を普段からつくっておきたい。
あまりの情報の多さにめげて
ストレスを溜めるぐらいなら、
できることだけ、やってみようと思うことだけやりましょう。
楽しい、うれしいと思う食事をして、
あとはしっかりデトックス。
何を入れるかに
意識が向くかもしれませんが
それよりも
何を外に出すかを考えるほうが
いいように思います。
ストレスや食物中の添加物など
有害なミネラルが蓄積しやすい
今の状況を見極めて
しっかりデトックスをしていきましょう。
デトックスの1番は水。
夜寝る前の水は1日の老廃物を外へ出し
朝起きたての水は1日の体の目覚めへの刺激に。
水銀などがたくさん含まれるまぐろやかつお。
思い出してください。
かつおのたたきには
たくさんのねぎや生姜が添えられていますよね。
お刺身にはわさび。
薬味はとっても効果的なデトックス。
そして半身浴などしっかり汗をかいて
皮膚からも老廃物を排泄しましょう。
私は、いつも入ってくるものと出ていくものの
「バランス」だと思っています。
その時にメンタル面でも
過度の「情報への執着」は邪魔になるような気がします。
私はSさんにこう言いました。
「Sさんの家族に対する思い。
いつもステキだなあって思ってるんですよ。
そんなご家族はお幸せ
お食事に込められた愛情が
一番、デトックス効果がありますね。」
2009.09.14
日本人の生活習慣病で
厚生労働省が一番危惧しているのが糖尿病です。
日本人は長く米という穀物を主食にしてきました。
農耕民族であった日本人は
その米の糖分の代謝に合うよう
緩やかに上がる血糖値を、緩やかに下げるように
インシュリンが働く民族なのです。
ところが、
食物の欧米化で血糖値を急激に上げてしまう
白いお砂糖を食べることが多くなりました。
そうしたらその高い血糖を何とかしなくちゃと
膵臓がこれまで以上に頑張ります。
そして頑張りすぎてインシュリンが出にくくなってしまうのです。
これが日本人が
糖尿病に気をつけなければいけない理由です。
糖尿病といえば食事指導。
食べてはいけない・・・
このように食べなさい・・・・
ダメダメだらけでストレスが溜まります。
検査前には食事を抜いて
何とか空腹時の血糖を下げようと頑張ります。
でもそんなごまかしが効かない検査数値が
ヘモグロビンA1C。
これはここ2~3ヶ月
血液がどれくらい血糖まみれかを現します。
なのでその日だけ頑張っても
日常食べ過ぎて血糖が高ければ数値は高くなります。
ごまかそうと思った方。残念。。。。
ということはこのヘモグロビンA1Cがコントロールできれば
普段の血糖コントロールがきちんと出来ているということです。
さあ、お待たせしました。
ここからが「きらきらカウンセリング」の始まりです。
A1Cの正常値は4%~5.9%
あるお客様はこのA1Cの数値をとても気にされていました。
今ね。A1Cが7.5%なの・・・
お医者さまにとりあえず6%代にしなさいと言われる。
食事頑張ってるんだけどどうしたらいいかよくわからないの。
この数字を並べられてもピンと来ないんですよね。みなさん。。。
お客様。
A1Cの数値に30足してみてください。
37.5ですよね。
これが体温だったらどうですか?
あなたの体温は37.5℃です。
熱があってしんどいですよね。
だからとりあえず36℃代に下がると少しは楽になりますね。
こう言われたらイメージ湧きませんか?
A1Cが7.5%ということはその熱のときと同じぐらい
つらい状態ということです。
その辛さが実感できないのが糖尿病。
だから糖尿病は恐いのです。
平熱に戻したいと思いませんか?
そう思ってお食事や運動頑張ってみませんか?
A1Cに30足すという説明で
何人もの糖尿病の方のA1Cが下がるのを見てきました。
ありがとう。
熱がある状態と同じとわかってから
とってもやる気になってきたの。
カラダはそんなにつらかったんだあって。。。
少し食事に気をつけて
しっかり歩いたらとても数値が良くなって。。。
病院で何したの?って聞かれたわ。
こういうお礼を言われた時
いつも人はイメージすることが大切って思う。
あっ!
もちろん、食事や運動の細かい注意もできますよ。
でも、それはよそでも聞いている話。
だから、それを
思い出すスイッチを押すのが
私の仕事かな
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