コロナウイルスと共生していくフェーズ


以下はコロナウィルスに関する大阪大学栄養教授のお話です。

北海道でお子さんが感染しましたが
もう既に大型客船の件のように感染源を特定するフェーズは
終わりましたね。

逆に抗体の無い私たちは
ウィルスと共生していくためにも
感染しても軽症ですむ方たちが増えていくことで
免疫を獲得していくフェーズに入りました。

自身の免疫を高めつつ
罹った時にも慌てずに対処できる用意をしていきましょう。

以下、FBからの転載です。

新型コロナウイルス感染の現状に関する個人的見解(シェアフリー)吉森保
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注:本見解は、私が所属する大学もしくは研究科の公式見解ではない。また私は細胞生物学者であってウイルス学、感染症学、感染制御学は専門ではない。下記はあくまで本学の感染制御の専門家による学内の対策会議における報告を、私がまとめ私個人の意見を加味したものに過ぎない。学内向け報告とは言え、機密性は無くむしろ一般の方にも知ってもらった方が良いと個人的に判断した。
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現在既に疫学的リンクが切れ国内感染期に入ったと考えられる(国はまだこの段階では無いという見解だが)。
疫学的リンクというのは感染がどこで起こったかが辿れるという意味で、武漢からの観光客を乗せたタクシーの運転手が感染したと言った例。
もうそういうことを追跡できる時期では無く、これから急激に国内の感染者が各地で増えるということ。
国民の3分の1から2分の1が感染する可能性も。


ただしこれは第一波だけでではなく、時間をかけて起こる。
致死率は我が国では多分インフルエンザ程度、すわわち約0.1~0.2%であろう。
しかし高齢者や基礎疾患がある場合は10%以上になる可能性がある。





なおこの致死率とは感染が確認された人を母集団として計算されるので、国民の3分の1が感染したらその0.1%が死亡するという意味では無い。
多くは感染が確認されないままになるので、実際の致死率はもっと下がる。

ウイルス感染症にはピークがあり免疫を持った既感染者が増えると収束する。
その期間はSARSコロナウイルスなどの類推から約6ヶ月程度と思われる。


インフルエンザのように気温上昇が収束に関わる可能性もあるが現時点では不明。

従って感染したこと自体で大騒ぎするフェイズではもう無い。
健康な若者が感染し軽症で回復し免疫を持つことで逆に収束は早まる。



最重要なのは、高齢者と基礎疾患などの有病者への感染を防ぐことである。
特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者。老人ホームの親には暫く会わない方が良いかも知れない。
医療関係者の感染も、医療体制の崩壊を招くので避けなければならない。

そのような高リスクの人達への感染を全力で防いでいる間に治療薬が開発されるであろう。

PCRによる検査自体は確度が高いが、採取したサンプルにウイルスが含まれているとは限らないのでどうしても偽陰性の確率は高くなる。
検査結果をうのみにすると危険。

軽症者の検査は必ずしも必要ないのではないか。
症状で顕著なのは発熱、倦怠感、乾性咳漱。

なお新型ウイルスの正式名称は、SARS-CoV-2で、それによる感染症をCOVID-19と呼ぶ。

スライドは、大阪大学医学部附属病院感染制御部部長・朝野和典先生が制作されたものです。










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魂の看取り人


性別:
男性
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
1962年東京生。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、アメリカ・インドにて精神的探求を重ね、様々な…

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