新元号「令和」を読み解く

いよいよ新しい元号が発表されましたねー。

「令和」

まず、令の意味としては「よきもの」とされ
「令」の漢字の構造は、ひざまずいている人に申しつけているという形で
「命令」の意を含みます。
つまり令和を漢文調にすると「和たらしむ」とも読めます。

「れ」の文字は改革の意味もありますし
新しい時代を切り開き「和」たらしむという願いですねー。

ちょうど天王星が「おうし座」で順行になってから
このタイミングで変革が形を成していくというイメージと
重なりますねー。

元となった「万葉集」の歌は

初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす


この「令月」というのは素晴らしい月という意味ですが
もう一つには旧暦の2月のことを表し、
3月6日から4月4日までは
正にそのタイミング。

遠い昔の今、この和歌が詠まれたということになりますね。

安倍首相の
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
という意味が込められています。」

という言葉は海王星「うお座」時代の
見えないものを大切にすると言う時代背景とも合致しています。
さらに以下のように
梅の頃の素晴らしい時を五感を使って存分に表現しています。

人がこころから喜ぶときは
あらゆるところでこうやって「五感」が伸び伸び働くんだなーと
思います。

こころとからだ
繋がって働く私たちの両輪に
この「令和」のことばの響きが
よき時代へと誘ってくれますように・・・



(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

クローバークローバークローバークローバークローバー
 加之(しかのみにあらず)、曙の嶺に雲移り

松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、

夕の岫(くき)に霧結び、

鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。

庭には新蝶(しんてふ)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。

ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし、

膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。

言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ、衿(えり)を煙霞の外に開く。

クローバークローバークローバークローバークローバー


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