昨日の続きです。
今日は大腿骨頭壊死について「からだ学」的考察を書いてみたいと思います。
※「からだ学」とは、
「からだ学」創始者、滝村桂子によって研究・開発された「こころとからだ」に特化した「フラクタル解析学」である。
「からだ学」では、幸せな毎日を生きていく上で最も大切なことは
「自分自身を知ること」と定義している。
その手法として、自分の「からだ」を通して、
自分を取り巻く「家族」「社会環境」「自然環境」など外的要因に
照らし合わせて自分自身のフラクタルを探して解析する学問です。
※「フラクタル」とは、
一部に起こっていることが全体でも起こっていることと
一致すること=「自己相似形」
自分のからだの中で起こっていることと
自分の身の回りの環境や社会で起こっていることの相似形をみつけ
その状態を解析している。
「大腿骨頭壊死」とは?
大腿骨の一部分である大腿骨頭は、
股関節を形成する部位としてとても重要な役割を果たしています。
大腿骨頭壊死では、大腿骨頭への血流が十分量通わなくなり
骨組織が死んでしまいます。大腿骨頭壊死を発症すると、
大腿骨頭の正常な丸みが変形を来たし、正常な股関節としての機能を
果たせなくなります。
壊死が生じてから大腿骨に対しての負荷がかかるにつれ数か月から数年の
時間経過とともに大腿骨頭が潰れていきます。
大腿骨頭が潰れると、股関節の痛みが生じるようになります。
それでは「からだ学」的
「股関節」の気持ちとは?
太ももの上側の骨頭が骨盤のくぼみにはまり込むようになって
関節を形成し、周囲の筋肉によって前後、左右、あるいは廻旋と
自由に動かすことができます。肉体的安定と体重支持という点で
「あなたの人生の根幹をサポートしています」
キーワードは自由。あなたの子宮や卵巣、精巣を包んできた
生きることの目的や使命といった
「生きることに関わる根本的な臓器」を支えている場所。
抽書「からだからのメッセージが人生を変える」(株)主婦と生活社より
池江璃花子さんの時にも書きましたが
血液はその人の「命の栄養」そのもの。
その血液が、人生の根幹をサポートしている
「股関節」に届かない状態が
「大腿骨骨頭壊死」だとしたら・・・。
そしてそこに「痛み」=「心が持つ感情の痛み」が
強く生じているとしたら・・・。
様々な苦悩が見え隠れしてくるのではないでしょうか?
ただ、これは私の18万件の事例からみる
ほんの一部の見え方です。
ご本人にお会いしたことはありませんし、
一つはこうして書くこと自体もご遠慮した方がよいもかもしれません。
ただ、同じ病気で苦しんでおられる方の中で
一人でもこのブログ記事で
何か、気づいていただけるとしたら・・・
ただただ、そういう思いで書かせていただいています。