堀ちえみさん④舌がんの気持ち

堀ちえみさん①痛みとの戦い・大腿骨骨頭壊死・リュウマチ・舌がん

堀ちえみさん②大腿骨骨頭壊死

堀ちえみさん③リュウマチ(自己攻撃)

 

毎日彼女のことを書いていると

彼女の人生を病歴を通して感じていくことになり

ああ。ものすごく頑張って、頑張って生きてきた人なんだーと思います。

彼女の強さで多くの方が

心やすらかになり、支えられてきたのだと思います。

今日は「舌がん」について

「からだ学」的考察を書いてみたいと思います。

 


※「からだ学」とは、

からだ学とは、滝村桂子が20年の薬剤師経験・18万件のエビデンスから得た「

からだの症状と思考のパターンには相関性がある」という気づきをもとに

研究・開発された「こころとからだ」に特化した「フラクタル解析学」である。

私たちの「からだ」は生きていく上での「基本単位」であり、

自身の内面を反映しつつ、からだを取り巻く「家族」「人間関係」「社会環境」「自然環境」など
外的環境とも相互に影響を与え合いながら成立している。

この関係性の中に存在する「フラクタル=自己相似性」を見つけ、

理解することを通じ、自己の気質を最大限に活かし、

生きることが楽しく豊かなものになるようサポートすることを目的とする。

「からだ学」におけるフラクタル解析にあたっては、個人的な事象から、
人間社会の全体に影響を及ぼす「月」や「宇宙の法則」までを対象としており、
より本質的・普遍的なフラクタルの抽出を可能としていることが特徴である。

※「フラクタル」とは、

一部に起こっていることが全体でも起こっていることと

一致すること=「自己相似形」

自分のからだの中で起こっていることと

自分の身の回りの環境や社会で起こっていることの相似形をみつけ

その状態を解析している。

 

カメ「がん」とは?

人は1つの受精卵が細胞を分裂させながら、

人間としての生命体を築いていきます。

どんな人でもそれぞれの細胞が分裂したり分化したり

増殖したりする遺伝子を持ち、正常細胞の遺伝子は23,000種類。

また、2008年時点でがん遺伝子は766種類存在するといわれています。
がん遺伝子が存在しても、すぐにがんを発病するのではなく、

この遺伝子に傷がつくと、細胞をがん化させてしまうのです。

私たちの「からだ」の中には、

がんの増殖を促進する遺伝子も、それを防ぐがん抑制遺伝子も存在します。

そのバランスが崩れたときに、がんの増殖が進むのです。

がんとして発症するまでには10年、20年という長い年月がかかっています。

 

ここからが「からだ学」的考察です☆

まず、「舌」の働きを考えてみましょう。

口は消化器の入口です。

食べ物を細かくなるまで噛みくだき,

食感を確かめながら味わい,

飲み物の風味を食道へと運びます。

食べ物は口を通じて人に喜びと豊かさを与え,

舌はその味わいを五味(すっぱい・苦い・甘い・辛い・しょっぱい)で感じます。

苦い経験

甘い生活

辛い出来事

しょっぱい思い出・・・

私たちの人生を味で表すとしたら

その味わいは正に「舌」で感じることなのです。

そのあと、その様々な味わいを消化していくのです。

さらに、人と人の心を結ぶ言葉を生み,

私たちの心を潤す歌声を奏でる場所。

ちえみさんが歌手ということを考えると

正に彼女の「命そのものの場所」だと言えそうです。

その人生の味わいの場所で

癌細胞が増殖しているということは

正にその味わいのバランスを崩していると

言えるのではないでしょうか?

発症してからの3か月はあっという間に進行していったようですが、

本当は、10年も20年もかけて今日になっていることも知っておいてほしい。

高校生のお嬢様の

「痛いばかりの人生でお母さんがかわいそう」

そういった言葉で治療しよう・戦おうと

決意したそうです。

今日は彼女の手術の日。

人は誰かのためにと思うと

より一層頑張れるのだと思います。

だけれども、だけれども

今までの積年の思いを一旦手放し

自分のことだけを思って

治療に臨んでいただきたいと思います。

本当の人生をもう一度取り戻すために。。。

ご回復を心よりお祈りいたします。

 

クローバークローバークローバークローバークローバー
これは私の18万件の事例からみる

ほんの一部の見え方です。

ご本人にお会いしたことはありませんし、

一つはこうして書くこと自体もご遠慮した方がよいもかもしれません。

ただ、同じ病気で苦しんでおられる方の中で

一人でもこのブログ記事で

何か、気づいていただけるとしたら・・・

ただただ、そういう思いで書かせていただいています。


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